伝記は書けるだろうか? その3 - にゃん吉一代記
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伝記は書けるだろうか? その3



にゃん様も年を経て幼稚園に通うことになった。
にゃん様が通う幼稚園は、となりに保育園があった。
この幼稚園は2年しか通えない。年少組と年長組しかいなかった。
となりの保育園はといえば、3年以上通う猛者がいっぱいいた。
にゃん様が入園した年に隣の保育園ではすでに園生活を1年以上送っている同級の猛者がいたという話である。
幼稚園と保育園の間には、高い壁があった。
ベルリンの壁のようなものだったろう。
ここに対立の構図があったのだ。
どちらも町立の学校であった。
なぜに、このような対立を生む建物であったのか今となっては疑問である。
もともとは、ひとつの建物をベルリンの壁のみで分断したような建物であった。
東西の対立のミニ版だった。

この壁の向こうには行ったことがない。
壁の向こうは、別の国であった。

そして、なにかのきっかけで戦争が始まる。
壁の向こうから石が飛んでくるのだ。
なにがきっかけだったか覚えていない。
幼稚園で平和な時間を送っているつもりだったのだが、いつの間にか戦争が始まっている。
月に数度はあった気がする。
石の攻撃は、どちらから始まったとか覚えていない。
しかし、兵士は自国を守らねばならない。
皆で声を上げて相手に対抗するのだ。

皆を鼓舞する言葉はひとつ。
相手をバカにする呼び名だ。

「負けるな!保育園坊主に!」


相手も負けていない!

幼稚園坊主!
と屈辱の言葉を投げてくる。

「保育園坊主!」
「幼稚園坊主!」
「保育園坊主!」
「幼稚園坊主!」
「保育園坊主!」
「幼稚園坊主!」
「保育園坊主!」
「幼稚園坊主!」
「保育園坊主!」
「幼稚園坊主!」


こう叫びながら、石の応戦が続く。
負傷して泣き始める兵士もいる。


どちらかの先生、当時は保母さんが気がついて、止められて戦争は終結する。
まあ、先生も大変だったろう。
石ころが飛び交う中に身体をはって入ってきていた。
気の毒に。

幼稚園の思い出は続くかもしれない。





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