7100形 弁慶 マイクロエース A0291 続き
長く眺めていると、いいところも悪いところも少しずつ見えてくる。

アメリカンな機関車だ。
小さいのは、アメリカンではないかもしれない。
西部劇にでもでてきそうな風貌である。



注意書きもおもしろい。
モーターが小さいことを気にしているようだ。
そういえば、津川洋行さんの機関車でも似たようなことが書かれていた。

この角度で見ると、カウキャッチャーの高さが目立たなくなる。
カウキャッチャー(cowcatcher)とは、鉄道車両の前部に付けられる牛避けの犂(すき)状の部品。排障器の一種。
Wikipediaより
蒸気機関車やディーゼル機関車などの前面下部に付けられることがある、牛などをできるだけ傷つけずに、すくうように受け止めて、左右に跳ね飛ばすための犂またはバンパー状の金属部品である。受け止めるという意味の「キャッチャー」という名が付いているが、実際の用途はむしろ逆である。
もともとは、19世紀のアメリカ西部の蒸気機関車に多く装着されていた。明治時代の北海道開拓で使用された有名な蒸気機関車である義経号や弁慶号も、当時のアメリカの機関車をそのまま輸入したため、これを装着している。
原野を走る区間が長いアメリカ、中国などでは、線路上に大型動物が入り込む事が多く、幹線で運用される大半の蒸気機関車に装着された。日本製の蒸気機関車でも、台湾、満州国、ベトナムなどに輸出されたものには、現地で装着された例がある(例えば、国鉄C12形蒸気機関車など)。
蒸気機関車以外の鉄道車両では、明治時代、大正時代の路面電車が、人身事故がよく起きたため、前面下部に救助網を取り付け、人を傷つけずに受け止めるようにしていた。実際にキャッチするための部品であるが、これはカウキャッチャーとは呼ばれない。その後の鉄道車両では、高速化が進んでカウキャッチャーで傷つけずに跳ばすことは無理となり、だんだん先が後退して短くなり、これに代わって板状のスカートや排障器が使用されるようになったため、現在では実用の鉄道車両にはほとんど用いられていない。

テンダーも派手な印刷である。
リベットがなかせてくれる。

この角度で見るとカウキャッチャーの位置が悲しい。
もう少し低い位置についていると、それらしく見えたのにと思う。

実機のカウキャッチャーは迫力がある。
牛さんも逃げるだろう。

キャブの中はモーターに占拠されている。
他の蒸気機関車で使っているモーターより小さなモーターのようだ。
この大きさで自走する機関車を20年前に作ったところがすごい。

この小さなテンダーで、この軸配置はすごい。
2軸でももちそうだと思うが、4軸なのだ。

実機の動輪のフランジは薄かったような気がする。
模型だから、仕方ない。


実機は先輪も、派手である。
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