マツダ ポーター - にゃん吉一代記
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マツダ ポーター



マツダ ポーターと聞いても、知らない人が多いだろう。
かわいい自動車だった。
正確に言えば、軽トラック。

実は、昭和60年代頃に就職した時に、最初に与えられた社用車だった。
その当時、その会社では新入社員の車は、軽トラックだった。

いろいろな思惑があったようで、社用車のメーカーは様々だった。
その営業所に入社当事にあった軽トラックは、三菱ミニキャブとスズキキャリーだった。
そこに新しく新車で導入された、マツダポーター。
その時には、もっとも新しい社用車だったのだ。


000056.jpg

色は違うが、こんな感じの車だった。
正確には、ポーターキャブという名前だったらしい。
1987年か1988年に製造されたモデルだったと思う。

フロントの中央あたり、バンパーの上に台形の形があるのがわかるだろう。
実は、外気を取り入れる時は、運転席側からノブのようなものを押すと、ここが開くのだ。
たしか上にヒンジがついていて、下のほうが開く。
前方、中央の足元から外気が入ってくる。
エアコンのついていなかった車なので、夏は、ここを開いて走るのがよかった。
ただ、激しい雨の日に、ここを開いて走行していると、足元が冷たい。
靴が濡れると言ったほうがいいかもしれない。


Wikipediaより
ポーターキャブは1969年から1988年まで(販売は1989年まで)約20年に渡り大小のマイナーチェンジのみ受けて生産され続けた。これは日本国内の軽トラックにおけるモデルチェンジなしでの最長生産記録である。1980年代に入って軽トラックメーカー各社が4WDの軽トラックを投入したが、ポーターキャブだけは最後まで4WD仕様の投入はなかった。



上の記述からもわかるとおり、社用車として年式は新しい軽トラだが、仕様は新しくなかった。
ミニキャブやキャリーに比べると、ずいぶん古臭い仕様に感じられたのだった。


44456

そうそう、こんなシンプルなメーターだった。
排気量は、550ccぐらいだったはず。
他社の軽トラが、3気筒化されつつあった頃だが、2気筒だったはず。
三角窓は、もはや珍しい頃だった。
ミッションは、4速MTだ。
オートマチックの軽自動車は、まだ少なかった頃だ。



78902.jpg

シートは、ベンチシート。
しかし、3人乗れるわけではない。
ベンチシートであっても、寝られる長さではない。
なんと言っても、シートがスライドしないことと、全くリクライニングしないのは、この車だけだった。
ヘッドレストは、無い。

ベンチシートなので、サイドブレーキは、サイドにつけられない。
今では見かけることのない、ステッキ式であった。
トヨタ2000GTと同じといえば、高級そうに聞こえるだろうか?
雪が降ったら走りにくいこと、この上なかった。

でも、懐かしい。
今でも中古車が販売されているのがすごい。



写真は、グーネット中古車さんよりお借りしました。







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