個人情報保護という名の隠れ蓑 - にゃん吉一代記
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個人情報保護という名の隠れ蓑



いろいろと制約が多くなり住みにくい世の中になったと感じている人は多くいるのではないだろうか。
昨日からのニュースを見て笑ってしまうのは、シュレッダーの件。
内閣府のシュレッダーさまを拝見するのは簡単ではないらしい。
稼動しているから見せられないとか、様々な理由で、だいの大人が何人もでかけて、拝謁の儀にあずかれた者は皆無だったそうだ。
こんな手ぬるい状況だと、むしろ出かけていった側の人々にも疑惑がわいてしまう。なんか裏で取引してるのでは?そんな感もわいてくる。松本清張さんの小説などを読んでいると人の心の不可思議さも感じるというものだ。

今回の桜鑑賞のごたごたでも、「個人情報保護」という言葉が、多く出てきた。
今や、メールアドレスなどが流出しただけでも大騒ぎになっているが、個人情報って実際の意味で何であろう。
保護されるべきものであることは、わかる。しかし、メールアドレスや氏名などは名刺にも書かれていることが多い。
完全に保護したければ、一切、他人には明かすべきではないだろう。
インターネットで買い物をするにも、メールアドレスは必要であることがほとんどだ。
さらに住所も開示しなければ、物は届かない。物が届くまでに、この情報を目にする人は何人もいる。
別に悪いと言っているわけではないが、宅配便の人も住所と氏名は確認して届けているのだ。
さらに、便利さを追求する上で、インターネット上にも送り状番号や届け先もある程度は出る。
このような状況下で完全に個人情報を隠すことなど無理であろう。

それは、いいとして、「個人情報保護」という言葉が、一部の人のまずいことを隠すための言葉として、多く活用されていることのほうが気になる。例の桜を鑑賞する会の参加者に関しても、「個人情報ですから。」と参加者を開示しようとしないが、行った本人は、SNSなどで行ったことを自慢している人も多くいるのだから、そのような人に関しては、行ったことを開示されても全く問題はないと思われる。隠れるようにして参加した人もいるのかもしれないが、むしろ隠したい人は別の所に居るだろう。そんな人が、このような時には、「個人情報保護」を強く叫ぶのだ。

保護されるべきは、「個人情報」という得体の知れないモノではなく、個人そのものだと考える。
個人情報保護と言いながら、国はマイナンバーという制度も作って個人の特定をしている。
公務員に対しては、半強制的にマイナンバーカードの所得も課されるかもしれない。
耳障りのいい言葉を使いながら、ごく一部の人たちが暮らしやすくなっていく。
実際に、政権が変わって給料が上がった人って何人ぐらいいるのだろう。
以前に比べて暮らしやすくなったという声を聞くことは少ない。


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