マイクロエース Nゲージ蒸気機関車 C56 150
新しく入線した蒸気機関車だ。
本物の蒸気機関車なら、新しく入線させるためには、様々な手間がかかり、多くの障壁もあるが鉄道模型のNゲージの場合は、購入費用さえあれば、入線させることは、さほど難しくはない。問題は購入にかかる費用ということになる。
安いものではないので、簡単に何両も入線させることはできないが、欲しくとも再販されないモデルもある。また、鉄道模型に何を求めるかということもあるだろう。飾って楽しむのもいいし、走らせて楽しむのもいい。動画やブログで好き勝手を言いながら紹介するという楽しみ方もあると思う。それは、それで楽しい。
KATO D51 SL列車セット Nゲージスターターセット・スペシャル ぷち改造
これは、先日のYOUTUBE動画。
C56も近いうちに動画にしようと思う。


非常に小さいモデルだ。
どのぐらい小さいかといえば、客車と並べてみればわかるだろう。


20m級の客車と並べてみた。
いかに短い蒸気機関車かわかるだろう。
ちなみに、このモデルの特徴的なところは、小さいのにテンダー車であるというところだろう。
小型の蒸気機関車は、タンク機関車が多い。機関車本体に炭庫や水槽を装備しているモデルがタンク車だ。
タンク車の欠点は、積み込める炭や水が少なくなるため長距離を走れないことだ。そのため、長距離を走る必要のある蒸気機関車は、テンダー車が多い。テンダー機関車は、水や石炭の積載容積が多いのだ。現在イベントなどで走っている、D51とか、C57はテンダー機関車なのだが、これらは幹線用に作られた機関車なので大きい。真岡鉄道などで走っている、C11やC12はタンク機関車となっている。このC56は、ボディの大きさは、C11やC12とあまり変わらないが、長距離を走らせるためにテンダー機関車となっているようだ。大型の機関車を走らせることを目的に作られた幹線以外の線路では重量の重い大きなテンダー車を走らせることはできなかった。しかし、長距離を走ることが必要な場合もある。途中で炭や水を補給できない環境の中を走ることもあるだろう。そんなわけで、こういった特殊なテンダー機関車が生まれたのだろう。

実物は見たことがない。
写真を撮りに行きたいのだが、実際にC56が走っている路線は、少ない。大井川鉄道に、C56形44号機、京都鉄道博物館に、C56形160号機があるようだ。一度、実物を見たいものだ。
テンダーは、そんなに大きくはない。これでもタンク機関車よりは炭や水が多く積めたのだろう。

マイクロエースの蒸気機関車は、そのほとんどが腰高に見えることが多い。実際に高さが高いことが多い。Nゲージで機関車という場合はモーターを積む必要がある。しかしモーターやギアを小さくするにも限界がある。今では、小さなコアレスモーターを使ってフライホイールまで搭載するNゲージ蒸気機関車が増えてきた。そして、さらにスケールも実車を忠実に縮尺するスケールのモデルが増えている。2017年に、KATOもTOMIXも、ファインスケールのC11を発売した。どちらも、最新の技術で作られた素晴らしいモデルなのだが、以前のKATOのC11のような、がんばっている感は、あまり感じられない。おそらく作っている人は、めちゃくちゃ頑張っているのだろう。でも、その時代の技術では、ファインスケールは無理でも、いろいろな角度から似させるために頑張って作られたモデルに愛おしさを感じることがあってもいいと思う。マイクロエースのモデルは、比較的最近作られたものも、蒸気機関車では過去の技術で作っている感じだ。どこかで無理をしているのだが、それがおもしろいと感じることもある。実際のところ、2007年以前は、KATOのモデルであっても、Nゲージの蒸気機関車はファインスケールではなかった。それも、D51やC62 といった比較的大型のモデルの場合もそうであった。それを思えば、小型モデルは無理をして雰囲気を出すことは、とても難しいことだろう。

C56-150のお顔だ。
モーターやギアを収めこむためだろう。
少し大きめに作られている。

実際の機関車を、この角度から鑑賞することは少ないだろう。
続きは、動画で発表予定。
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本物の蒸気機関車なら、新しく入線させるためには、様々な手間がかかり、多くの障壁もあるが鉄道模型のNゲージの場合は、購入費用さえあれば、入線させることは、さほど難しくはない。問題は購入にかかる費用ということになる。
安いものではないので、簡単に何両も入線させることはできないが、欲しくとも再販されないモデルもある。また、鉄道模型に何を求めるかということもあるだろう。飾って楽しむのもいいし、走らせて楽しむのもいい。動画やブログで好き勝手を言いながら紹介するという楽しみ方もあると思う。それは、それで楽しい。
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これは、先日のYOUTUBE動画。
C56も近いうちに動画にしようと思う。


非常に小さいモデルだ。
どのぐらい小さいかといえば、客車と並べてみればわかるだろう。


20m級の客車と並べてみた。
いかに短い蒸気機関車かわかるだろう。
ちなみに、このモデルの特徴的なところは、小さいのにテンダー車であるというところだろう。
小型の蒸気機関車は、タンク機関車が多い。機関車本体に炭庫や水槽を装備しているモデルがタンク車だ。
タンク車の欠点は、積み込める炭や水が少なくなるため長距離を走れないことだ。そのため、長距離を走る必要のある蒸気機関車は、テンダー車が多い。テンダー機関車は、水や石炭の積載容積が多いのだ。現在イベントなどで走っている、D51とか、C57はテンダー機関車なのだが、これらは幹線用に作られた機関車なので大きい。真岡鉄道などで走っている、C11やC12はタンク機関車となっている。このC56は、ボディの大きさは、C11やC12とあまり変わらないが、長距離を走らせるためにテンダー機関車となっているようだ。大型の機関車を走らせることを目的に作られた幹線以外の線路では重量の重い大きなテンダー車を走らせることはできなかった。しかし、長距離を走ることが必要な場合もある。途中で炭や水を補給できない環境の中を走ることもあるだろう。そんなわけで、こういった特殊なテンダー機関車が生まれたのだろう。

実物は見たことがない。
写真を撮りに行きたいのだが、実際にC56が走っている路線は、少ない。大井川鉄道に、C56形44号機、京都鉄道博物館に、C56形160号機があるようだ。一度、実物を見たいものだ。
テンダーは、そんなに大きくはない。これでもタンク機関車よりは炭や水が多く積めたのだろう。

マイクロエースの蒸気機関車は、そのほとんどが腰高に見えることが多い。実際に高さが高いことが多い。Nゲージで機関車という場合はモーターを積む必要がある。しかしモーターやギアを小さくするにも限界がある。今では、小さなコアレスモーターを使ってフライホイールまで搭載するNゲージ蒸気機関車が増えてきた。そして、さらにスケールも実車を忠実に縮尺するスケールのモデルが増えている。2017年に、KATOもTOMIXも、ファインスケールのC11を発売した。どちらも、最新の技術で作られた素晴らしいモデルなのだが、以前のKATOのC11のような、がんばっている感は、あまり感じられない。おそらく作っている人は、めちゃくちゃ頑張っているのだろう。でも、その時代の技術では、ファインスケールは無理でも、いろいろな角度から似させるために頑張って作られたモデルに愛おしさを感じることがあってもいいと思う。マイクロエースのモデルは、比較的最近作られたものも、蒸気機関車では過去の技術で作っている感じだ。どこかで無理をしているのだが、それがおもしろいと感じることもある。実際のところ、2007年以前は、KATOのモデルであっても、Nゲージの蒸気機関車はファインスケールではなかった。それも、D51やC62 といった比較的大型のモデルの場合もそうであった。それを思えば、小型モデルは無理をして雰囲気を出すことは、とても難しいことだろう。

C56-150のお顔だ。
モーターやギアを収めこむためだろう。
少し大きめに作られている。

実際の機関車を、この角度から鑑賞することは少ないだろう。
続きは、動画で発表予定。
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