スクランブルエッグに関する誤解
スクランブルエッグのもともとの意味はどんなものだろう。
「スクランブル」とは、緊急発進しか浮かばなかった。
だから、スクランブルエッグとは、特別に早く食べることができる卵料理と思っていたのだ。
にゃん吉スクランブルエッグ・レシピ
材料
たまご
塩(省略可)
食用油
作り方
フライパンをあたためる。
卵の殻を割って中身をフライパンに落とす。
必要に応じて塩をふる。
ひたすらかきまぜる。
固まりはじめたら加熱をやめて皿にうつす。
食べ方
マヨネーズ、ケチャップなどを好みに応じてかけて食べる。
醤油でも可

これが、にゃん吉スクランブルエッグである。
しかし、ふと考えた。
スクランブル交差点というものもある。
形を整えない卵焼きが、スクランブルエッグなどというかっこいい名前をつけられて世界に広がるわけはない。
勝手な思い込みかもしれない。
これは調べてみなければならない。
まず、「スクランブル」の意味からだ。
Wikipediaで確認してみた。
スクランブル(英語: Scramble)とは、軍用機の緊急発進である。領空侵犯に対して行われる戦闘機の緊急発進のほか、哨戒機、救難機等の軍用機も緊急発進を実施する。
しかし、これだけではなかった。
スクランブル (英:scramble) とは、「ひっかきまわす」という意味の語からの派生語。日本語では以下がよく使われる。
軍事用語。戦闘機の緊急出動。スクランブルを参照。
オートバイレースの一種(スクランブルレース)。モトクロスを参照。
アメリカンフットボールでクォーターバックがオープンなレシーバーを見つけられない時にサックを避けるため自らボールを持って走るプレイ。
ある種の変調・符号。スクランブル符号、スクランブル処理、スクランブリングとも。
暗号技術における用語。主として、暗号を掛けること。ブロック暗号参照。
テレビ放送において、放送事業者の意図に反する視聴を防ぐために、画像を乱して表示させなくする処理。アナログ放送は乱れた状態で画像を表示するが、デジタル放送はまったく何も映らない状態。
信号を白色雑音に変える、次のような変調・符号。暗号化ではなく通信効率を上げるために行う。
疑似乱数列との排他的ビット和を求めること。
データ列の順序を複雑に(通常、疑似乱数に従い)置換すること。
登山の一形態。スクランブリングとも。クライミングよりは簡易で、ハイキングよりは過酷なもの。
全く意味のわからない分野でも使われている言葉だった。
スクランブル交差点が出ていないし。
スクランブル交差点(スクランブルこうさてん)は交差点の種類の一つである。横断歩行者と自動車の交通を完全に分離する方式の歩車分離式信号機が使用される交差点である。
これでは、スクランブルの意味がわからない。
一般的な交差点においては、交差する交通が交互に通行するよう信号機が制御されており、たとえば十字交差点で歩行者が斜め向かい側(対角線上)に渡る場合、2回道路を横断することになる。
スクランブル交差点では、信号機標示のうち一時的に交差点へ流入する車の流れを全て止めるとともに歩行者信号がすべて青信号となる状態が設けられており、歩行者はこのときに交差点内のあらゆる方向へ自由に横断することができる。
こちらから推測すると、緊急という意味合いはないようだ。
今度は、Weblio 英和辞典を確認してみた。
(敏捷(びんしよう)に)はって進む、はい回る、(きびきびと)はい登る、(…を)奪い合う、われがちに取り合う、争ってする、(敵機迎撃のため)緊急発進する、スクランブルをかける
なんか、日本語では読み取りがたいニュアンスの単語のようだ。
案外、「きびきび」といった表現が合う単語なのかもしれない。
スクランブル発進は、きびきび発進しなければならないし、スクランブル交差点は、途中で止められることなく、きびきび通り抜けることのできる交差点だし、スクランブルエッグは、きびきびまぜながら作る料理だ。
勝手な解釈だが。
再びWikipediaでスクランブルエッグを調べた。
スクランブルエッグ(scrambled egg)は、鶏卵に食塩やコショウなどの調味料を加え、かき混ぜながら炒めた料理。
最初に卵を撹拌しながら、牛乳、クリームあるいは豆乳と混ぜ、食用油かバター・マーガリンを溶かしたフライパンで炒める。
イギリスやアイルランドでは、低温で調理される。北欧ではニシンと一緒に食べられることが多い。
強く加熱をしてバラバラとした粒状に調理した料理は、「炒り卵」(いりたまご)であり「そぼろ」の一つである。
スクランブルエッグを、「洋風いり卵」と訳しているものもあった。
すると、にゃん吉作成のスクランブルエッグは、当てはまらない。
かきまぜる、きびきび作るというところは当てはまるが、「洋風」にはならない。
スクランブルエッグとは、かき混ぜながら作る洋風の煎り卵といった解釈がいいのかもしれない。
塩さえ振らない時の、にゃん吉のレシピは、煎り卵。
そうだ、食用油をバターにすればいい。
そして、少量のヨーグルトでも使えば、洋風になる。
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「スクランブル」とは、緊急発進しか浮かばなかった。
だから、スクランブルエッグとは、特別に早く食べることができる卵料理と思っていたのだ。
にゃん吉スクランブルエッグ・レシピ
材料
たまご
塩(省略可)
食用油
作り方
フライパンをあたためる。
卵の殻を割って中身をフライパンに落とす。
必要に応じて塩をふる。
ひたすらかきまぜる。
固まりはじめたら加熱をやめて皿にうつす。
食べ方
マヨネーズ、ケチャップなどを好みに応じてかけて食べる。
醤油でも可

これが、にゃん吉スクランブルエッグである。
しかし、ふと考えた。
スクランブル交差点というものもある。
形を整えない卵焼きが、スクランブルエッグなどというかっこいい名前をつけられて世界に広がるわけはない。
勝手な思い込みかもしれない。
これは調べてみなければならない。
まず、「スクランブル」の意味からだ。
Wikipediaで確認してみた。
スクランブル(英語: Scramble)とは、軍用機の緊急発進である。領空侵犯に対して行われる戦闘機の緊急発進のほか、哨戒機、救難機等の軍用機も緊急発進を実施する。
しかし、これだけではなかった。
スクランブル (英:scramble) とは、「ひっかきまわす」という意味の語からの派生語。日本語では以下がよく使われる。
軍事用語。戦闘機の緊急出動。スクランブルを参照。
オートバイレースの一種(スクランブルレース)。モトクロスを参照。
アメリカンフットボールでクォーターバックがオープンなレシーバーを見つけられない時にサックを避けるため自らボールを持って走るプレイ。
ある種の変調・符号。スクランブル符号、スクランブル処理、スクランブリングとも。
暗号技術における用語。主として、暗号を掛けること。ブロック暗号参照。
テレビ放送において、放送事業者の意図に反する視聴を防ぐために、画像を乱して表示させなくする処理。アナログ放送は乱れた状態で画像を表示するが、デジタル放送はまったく何も映らない状態。
信号を白色雑音に変える、次のような変調・符号。暗号化ではなく通信効率を上げるために行う。
疑似乱数列との排他的ビット和を求めること。
データ列の順序を複雑に(通常、疑似乱数に従い)置換すること。
登山の一形態。スクランブリングとも。クライミングよりは簡易で、ハイキングよりは過酷なもの。
全く意味のわからない分野でも使われている言葉だった。
スクランブル交差点が出ていないし。
スクランブル交差点(スクランブルこうさてん)は交差点の種類の一つである。横断歩行者と自動車の交通を完全に分離する方式の歩車分離式信号機が使用される交差点である。
これでは、スクランブルの意味がわからない。
一般的な交差点においては、交差する交通が交互に通行するよう信号機が制御されており、たとえば十字交差点で歩行者が斜め向かい側(対角線上)に渡る場合、2回道路を横断することになる。
スクランブル交差点では、信号機標示のうち一時的に交差点へ流入する車の流れを全て止めるとともに歩行者信号がすべて青信号となる状態が設けられており、歩行者はこのときに交差点内のあらゆる方向へ自由に横断することができる。
こちらから推測すると、緊急という意味合いはないようだ。
今度は、Weblio 英和辞典を確認してみた。
(敏捷(びんしよう)に)はって進む、はい回る、(きびきびと)はい登る、(…を)奪い合う、われがちに取り合う、争ってする、(敵機迎撃のため)緊急発進する、スクランブルをかける
なんか、日本語では読み取りがたいニュアンスの単語のようだ。
案外、「きびきび」といった表現が合う単語なのかもしれない。
スクランブル発進は、きびきび発進しなければならないし、スクランブル交差点は、途中で止められることなく、きびきび通り抜けることのできる交差点だし、スクランブルエッグは、きびきびまぜながら作る料理だ。
勝手な解釈だが。
再びWikipediaでスクランブルエッグを調べた。
スクランブルエッグ(scrambled egg)は、鶏卵に食塩やコショウなどの調味料を加え、かき混ぜながら炒めた料理。
最初に卵を撹拌しながら、牛乳、クリームあるいは豆乳と混ぜ、食用油かバター・マーガリンを溶かしたフライパンで炒める。
イギリスやアイルランドでは、低温で調理される。北欧ではニシンと一緒に食べられることが多い。
強く加熱をしてバラバラとした粒状に調理した料理は、「炒り卵」(いりたまご)であり「そぼろ」の一つである。
スクランブルエッグを、「洋風いり卵」と訳しているものもあった。
すると、にゃん吉作成のスクランブルエッグは、当てはまらない。
かきまぜる、きびきび作るというところは当てはまるが、「洋風」にはならない。
スクランブルエッグとは、かき混ぜながら作る洋風の煎り卵といった解釈がいいのかもしれない。
塩さえ振らない時の、にゃん吉のレシピは、煎り卵。
そうだ、食用油をバターにすればいい。
そして、少量のヨーグルトでも使えば、洋風になる。
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