年末だと感じる瞬間 - にゃん吉一代記
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年末だと感じる瞬間



年末年始の、それらしさを感じる機会は年を追うごとに薄くなってきている。
世間の人は、どうなのかわからないが自分では不便だった昭和の頃の年末のほうが良かったと、しみじみ思っている。
宅配便のドライバーについて記事が出ていた。もともと年末は荷物が多くなるのに、ここ数年はネットショッピングの荷物が増え続けて、捌ききれないといった記事だ。荷物は増えても、その運賃は安いようで人は増やせられないらしい。会社は世間の風当たりを気にして労働時間の短縮などを叫んでいるらしいが、現実にそれはやりきれないだろう。荷物が増えるということは道路上の車も増えることが多い。こんな中で再配達を減らすために宅配ボックスには早く配達するといったことも行われるらしい。他社の荷物が多くなると宅配ボックスに荷物を入れることができなくなり、数度、足を運ばなければならなくなるからだ。ドライバーにとってコンビニ配送は、とてもいいものらしいが、コンビニの店員にとっては大きな負担らしい。ユーザーの利便性のために多くの人が犠牲になっているのだ。これを当たり前のように感じるユーザーが多いのも事実だろう。人を減らして労働時間を減らして仕事量は増やしてと矛盾を叫ぶ企業のいかに多いことか。国や自治体も一緒になって矛盾の叫びを続けている。某急便という運送会社の社員が荷物を粗末に扱ったと動画がニュースで流されていたが、働く人の苦悩は大きくは取り上げられない。社員が自殺してしまった某大手広告関連会社の件も残業を少なくすることばかりが取り上げられているが、根本を解決しようとする人はいない。午後10時に会社の明かりを消せば残業と社員の苦悩がなくなるのなら、誰も苦労しない。宅配便のドライバーの話に戻ると、それだけ苦労しても給料には、あまり反映しないらしい。某アマゾンの荷物は元は佐川急便が取り扱っていたらしいが運賃で折り合いがつかなくてやめたそうだ。これを考えると佐川急便は偉いと思う。そうしなければ荷物だけでなく人にまで危害を加える事態が起きていたかもしれない。そしていまは、ヤマトと日本郵便などがアマゾンの荷物を扱っているらしいが、運賃は安く働けど働けど猶我が暮らし楽にならずの状態らしい。つまり過当競争を会社が受けて現場に無理をもたらしているのだ。これを無くさずに何を言っても真実はない。



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あわただしいまま年末。
仕事納めの翌日の出勤だ。




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