されどネコは愛おしい

タイトルの一部、借用しました。齋藤薫さんのエッセイのタイトルは目をひく。

ネコは、わがままなのだろう。
気が向いたら人に近づいて来るが、気が向かなければ近づいてもこない。自分の気にいった場所でひたすら寝るのだ。しかし、ヒトもいつもすり寄って来られると疲れるかもしれない。適度な距離は大切なのだ。

ネコはきれい好き。
ネコは、起きるときも寝る時も毛づくろいをする。汚れているのはイヤなのだ。しかし風呂が好きなネコはいない。水は苦手なのである。教えなくても毎日やるようになるのだから偉いものだ。ヒトも見習おう。

ネコはチキン野郎だ。
ネコは、野生の頃の習性が残っているので寝てても、すぐに物音などに反応する。細心といえば聞こえはいいが、気の小さい一面もあるチキン野郎だ。そして、チキンの缶詰わ好んで食べる。

ネコは髪型を気にしない。
ネコは髪型を気にしない。ドライヤーで整えているところは見たことがない。風呂上がりのネコは毛が体にピッタリついて、かなりダイエッターになる。乾かす時にドライヤーを暑くすると逃げる。ヒトは我慢強いから、熱くても痛くても髪型を整えようとする。

ネコはボディアートはしない。
生まれたときから、柄がついている。毛の色は千差万別だ。ヒトは、体にいろいろとアートを施そうとする。昔の絵を見ていると昔のほうが派手だったかもしれない。おサルさんは、やらないのになぜだろう。

ネコは眠い。
いつも眠いネコなのだ。

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