KATO 小型車両用動力ユニットが動かない
Bトレインショーティーで鉄道模型を楽しんでいる。
Bトレインは、縮尺が約1/150だ。つまり「Nゲージ」と同じ。
違うところは、車体の長さである。
Bトレイン・ショーティの名前の通り短いのだ。
何が短いかといえば、車体の長さのみ約半分にしている。
長さのみ1/300ぐらいなのだ。
この発想は、すごいと思う。
Nゲージで20m級の車体だと約13.3cmになる。
8両編成を作ると、106cm以上になる。いかに小さく縮尺しても走らせるとなると、そこそこの長さの線路でないとつまらない。
ところが、Bトレイン・ショーティの場合は、全長が約半分のため、50cmあまりで8両編成ができあがる。あまり長さのないレイアウトでも楽しむことができるのだ。横から見るとコミカルな楽しさがあるし、前や後ろから見ると、けっこうリアルなのだ。あまり広さのとれない場所でレイアウトを組んで走らせたり、小さなジオラマを作るには、もってこいの模型である。
Bトレイン・ショーティ自体は、そのままでNゲージの線路を走らせることができるわけではない。
T車(トレーラー車)も、M車(モーター車)もNゲージ化する必要がある。
そんな時に活躍するのが、「動力ユニット」だ。これは、Bトレインを動力化(M車改造)する時に使う。
これらは、トミックスやKATOから発売されている。「Bトレイン対応」と書かれていれば、ほとんど改造することなくBトレインを動力化することができる。
今回は、動力ユニットが壊れたので、ちょっと分解してみることにした。
症状は、少し動こうとしているけど止まってしまうという感じだった。

これが、KATOの動力ユニットだ。写真で見ると大きく見えるが線路幅9mmの線路を走る小さな動力ユニットだ。

全長10cmにも満たない動力ユニット。

Nゲージの線路に乗せて走らせてみる。少し動いて止まる。少し押してやれば動こうとする。そんな症状だった。

カバーを外してみると、そんなに難しそうなユニットではない。
台車は2つだが実際に動力が伝わるのは、片側だけだ。集電は、両方の台車でやっているようだ。

カバーには錘と、モーターを固定するためのバネになるものがついている。バネというより押さえつけるものという感じだ。

モーターだ。モーターへの電気の供給は板バネのような電極だ。押し付けるだけなので不安定そうに見えるが、実際はそうでもなかったようだ。組立ての時には注意が必要だ。

ドライブシャフトとディファレンシャル・ギアっぽい歯車。分解は簡単だが組むのは難しい部分だ。これ以上の分解は推奨しない。自己責任でお願いする。

単純に動きが悪いのかと考えて差動ギアの部分を分解した。ドライブ・シャフトの軸は引張れば抜ける。分解は簡単だった。

台車とギアのあたり。ギアに何らかの汚れが付すると回転もできなくなりそうだ。

分解できるところは分解した図。
この後、組み合せた結論。
実は車輪の汚れで集電不良になっていただけだった。
まずは終電する車輪の清掃をするべきだろう。
その後は、パワーパックの出力を調整しながらモーターに印加される電圧を確認しよう。
モーターに適切な電圧が印加されなければ、モーターは回転することができない。
結論
動力ユニットが不調になった場合は、集電する車輪を掃除しよう。
以上である。
分解前に基礎的な部分の確認が大切なのだ。
このユニットは車輪の洗浄によって使えるユニットになった。
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Bトレインは、縮尺が約1/150だ。つまり「Nゲージ」と同じ。
違うところは、車体の長さである。
Bトレイン・ショーティの名前の通り短いのだ。
何が短いかといえば、車体の長さのみ約半分にしている。
長さのみ1/300ぐらいなのだ。
この発想は、すごいと思う。
Nゲージで20m級の車体だと約13.3cmになる。
8両編成を作ると、106cm以上になる。いかに小さく縮尺しても走らせるとなると、そこそこの長さの線路でないとつまらない。
ところが、Bトレイン・ショーティの場合は、全長が約半分のため、50cmあまりで8両編成ができあがる。あまり長さのないレイアウトでも楽しむことができるのだ。横から見るとコミカルな楽しさがあるし、前や後ろから見ると、けっこうリアルなのだ。あまり広さのとれない場所でレイアウトを組んで走らせたり、小さなジオラマを作るには、もってこいの模型である。
Bトレイン・ショーティ自体は、そのままでNゲージの線路を走らせることができるわけではない。
T車(トレーラー車)も、M車(モーター車)もNゲージ化する必要がある。
そんな時に活躍するのが、「動力ユニット」だ。これは、Bトレインを動力化(M車改造)する時に使う。
これらは、トミックスやKATOから発売されている。「Bトレイン対応」と書かれていれば、ほとんど改造することなくBトレインを動力化することができる。
今回は、動力ユニットが壊れたので、ちょっと分解してみることにした。
症状は、少し動こうとしているけど止まってしまうという感じだった。

これが、KATOの動力ユニットだ。写真で見ると大きく見えるが線路幅9mmの線路を走る小さな動力ユニットだ。

全長10cmにも満たない動力ユニット。

Nゲージの線路に乗せて走らせてみる。少し動いて止まる。少し押してやれば動こうとする。そんな症状だった。

カバーを外してみると、そんなに難しそうなユニットではない。
台車は2つだが実際に動力が伝わるのは、片側だけだ。集電は、両方の台車でやっているようだ。

カバーには錘と、モーターを固定するためのバネになるものがついている。バネというより押さえつけるものという感じだ。

モーターだ。モーターへの電気の供給は板バネのような電極だ。押し付けるだけなので不安定そうに見えるが、実際はそうでもなかったようだ。組立ての時には注意が必要だ。

ドライブシャフトとディファレンシャル・ギアっぽい歯車。分解は簡単だが組むのは難しい部分だ。これ以上の分解は推奨しない。自己責任でお願いする。

単純に動きが悪いのかと考えて差動ギアの部分を分解した。ドライブ・シャフトの軸は引張れば抜ける。分解は簡単だった。

台車とギアのあたり。ギアに何らかの汚れが付すると回転もできなくなりそうだ。

分解できるところは分解した図。
この後、組み合せた結論。
実は車輪の汚れで集電不良になっていただけだった。
まずは終電する車輪の清掃をするべきだろう。
その後は、パワーパックの出力を調整しながらモーターに印加される電圧を確認しよう。
モーターに適切な電圧が印加されなければ、モーターは回転することができない。
結論
動力ユニットが不調になった場合は、集電する車輪を掃除しよう。
以上である。
分解前に基礎的な部分の確認が大切なのだ。
このユニットは車輪の洗浄によって使えるユニットになった。
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