2017年02月 - にゃん吉一代記
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金正男は生きている 3



※ この物語はフィクションです。実在の人物、団体、国家、企業、自治体等とはなんら関わりはありません。


金正男は生きている
金正男は生きている 2


翌日になった。
ごるご君は成田空港に向かった。
京成スカイライナーを使おうかとも思ったが、少し高い。
中央線で錦糸町に出て、総武線快速で成田空港に行くことにした。
遅れると澄子に叱られそうだ。
早めに家を出た。

8時30分頃に成田空港に到着した。
集合場所のセブンイレブンは、すぐにわかった。
澄子は、まだ来ていないようだ。
若い女性が、ごるご君の背後に近づいてきた。
「俺の背中に立つな。」
ごるご君が振り向くと、「私よ。」と言う。

ごるご君は、びっくりした。
声は、澄子だが完全に若い女性だ。
澄子は、ごるご君が小学生の頃から今に至るまで、あまり変化がないと思っていたが、今日は、いっそう若い。20代前半の女性と言っても誰も疑わないだろう。

「今日は、澄子じゃないわよ。武雄さん。」
そう言いながら、パスポートを渡してくれた。
ごるご君は、近藤武雄になっている。年齢は31歳。
澄子は、道野あかり。年齢は、25歳。
「今日から25歳だから、よろしくね武雄さん。」

澄子は、ごるご君の腕にしがみついた。
不自然ではないカップルの出来上がりだ。
澄子に引っぱられるようにして、搭乗手続きに向かった。
「後ろを振り向かないで。つけられているわ。」
小声で澄子が言う。
ごるご君も数秒前から、気配は感じていた。
「大丈夫、武器は持っていないわ。そのまま搭乗手続きをしましょう。」

二人は怪しまれることもなく、搭乗手続きを終えた。
荷物検査も問題なく終わった。
後は飛行機に乗れば、上海までは飛行機が連れていってくれる。
所用時間は、3時間ぐらいなものだ。

つつがなく二人は機上の人となった。
ファーストクラスだ。
背後のつけられている気配は消えた。
澄子は隣に座っている。
「海外旅行なんて、何年ぶりかしら。」
昔は、ごるご君の叔父さんの、ゴルゴ十三(じゅうそう)に連れられて、世界中を飛び回っていたらしい。
しかし、25歳の女性が、こんな懐かしみ方は、不自然だ。

「二人で旅行するなんて初めてね。武雄さん。」
あかりに成りきった澄子が言う。
「そうどす。あかり。」
ごるご君も話を合わせる。
澄子と二人っきりになる機会など、これまでほとんどなかった。
ごるご君は、少し緊張している。
考えてみれば、澄子のことは、叔父さんのところに居る人というだけで、ほとんど知らない。
「あかりは、小さい頃は何になりたかったの?」
ごるご君は聞いてみた。
「私は、お嫁さんになりたい。」
澄子の目は、遠くを見ている。
「いつの日か、ウィリアム・アルバート・アードレーさんが私を迎えに来てくれる。おチビちゃん、きみは泣いている顔より笑った顔のほうがかわいいよ。そうよ、私は笑顔で生きるの。」
はっとして、ごるご君は澄子の目の前に手を持っていった。
うつろな目の澄子は全く反応しない。
以前、ゴルゴ十三(じゅうそう)の家で、白雪姫の話をしながら澄子が同じような目をした時のことを思い出した。
「澄子は、いつもは100m先や後ろの敵を見逃すことがないほどに俊敏だが、回想シーンに浸ると10㎝前も見えない。」
ゴルゴ十三(じゅうそう)が言っていた。
そして、その時、ゴルゴ十三は、澄子の鼻をバシンとハリセンでたたいた。
このまま、澄子を妄想の中に沈めておくことはできない。
「失礼します。」
ごるご君は、澄子の鼻を持っていた扇子でたたいた。
飛行機の機内に、ピシッと音が響き渡った。
「あら。」
澄子は何事もなかったかのように目覚めて、あかりを演じた。
「武雄さん、少し休んでおくといいわ。」
澄子も、ごるご君もシートを少したおした。
目を閉じて、しばしの休息をとる。
すぐに上海に到着した。



以下、次号。






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金正男は生きている 2



※この物語はフィクションです。実在の人物、国家、地方自治体、企業、団体等には何ら関わりはございません。

金正男は生きている

翌日、ごるご君はアルバイト先の東急ストアに連絡をした。
「申し訳ありません。インフルエンザにかかってしまいました。何日か休ませてください。」
これまで無遅刻、無欠勤のごるご君だ。職場の上司は心配そうに言った。
「無理しないで、よくなるまで、ゆっくり休んだらいい。」
「ありがとうございます。」
「ごほん。」と苦しそうな咳とともに電話を切った。

次に、ごるご君は金(きん)に連絡をした。
金との会話は、フランス語だ。
「明日は、二人で行くことにします。上海の到着は正午頃の予定です。」
「それでは、夕方の飛行機をリザーブしておきます。上海から、すぐ近くです。」
「どこに行けばいいのどすか?」
ごるご君は緊張すると京都弁がまじる、
「それは、上海に着いてからの、お楽しみということで。」
「そんな誘いには応じられない。」
「すぐ近くです。上海で行先が分かれば安心されるはずです。不安なら、そのまま帰ってもらってもいい。」
きっと上海の近くに連れていかれるのだろう。金が言っているように、行先が変なところなら引き返してもいい。
「わかった。」ごるご君は了承した。
「いろいろと準備が必要なので、お二人のお名前を知らせてください。」
金はごるご君たちが偽名で上海に入ろうとしていることを見抜いているようだ。
しかし、澄子が、どんな名前を使うかは、わからない。
「2時間以内に、メールで知らせる。メールアドレスを教えてくれ。」
ごるご君は、メモを準備した。当然、会話も録音してある。
「わかりました。ゆっくり話すので、メモしてください。」

「1」


「2」



「3」







ダー!


突然、大声を出されて、びっくりした。




「ハハハ、冗談です。」



ごるご君、無言。



「まあまあ、怒らないでください。イッツ、アントニオ、ジョークです。」





金は、笑ったあとで、本当のアドレスを告げた。
なぜか、auのアドレスだ。





電話を、切ったごるご君は、叔父のゴルゴ十三(じゅうそう)の家に電話をした。
ちょうど、澄子が電話に出た。
金との話を伝えると、「あら、ミステリーツアーね。楽しそう。」
何事にも動じない女性である。
「二人の名前をメールで知らせることにしているのですが。」
「あなたのアドレスは教えてあるの?」
「いいえ、金のアドレスを聞いただけです。」
「それじゃ、私から連絡しておくわ。アドレス教えて。」

ごるご君は、澄子をびっくりさせてやろうと思った。



「ゆっくり話すので、メモしてください。」

ごるご君は、話し始めた。



「1」


「2」



「3」


ごるご君が、一呼吸おいたところで、澄子が、


ダー!

っと、叫んだ。

「ふざけてないで、早くアドレス言いなさい。」


ごるご君が、金のアドレスを言うと、
「それじゃ、明日は朝の9時に成田空港第2ターミナルのセブン-イレブンの前に集合よ。」




楽しそうに言って、澄子は電話を切った。







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どれだけタマゴ?



どれだけ、タマゴ?

DSC_0586.jpg

玉子たまごタマゴサラダ(大)である。
3回もタマゴなのだ。
どれだけ、たまごが好きなのだろう。



DSC_0587.jpg

竜田揚げも好きなのだ。


DSC_0588.jpg

究極は、モーニングアシスト。
出来合いの食事だ。

けっこう好き。


早く寝よう。





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金正男は生きている



※ この物語はフィクションです。実在の人物、団体、地名等には一切関わりはありません。

クアラルンプール国際空港。
それは、あっという間のできごとだった。
アジア系の男性に女性二人が近づいて、素早く男性に飛びかかった。
男性は、空港職員に助けを求め、空港内の診療所まで歩いて向かった。
診療所内で意識を失った男性は救急車で病院に搬送されたが、車内で息を引き取った。


数か月前。
ごるご君のもとに、一本の電話が入った。
「ある人物の狙撃をお願いしたい。そして、私と私の家族を守ってほしい。」
相手は、フランス語で話し始めた。
「詳しい話を聞こうか。」
ごるご君にとっては、久しぶりの仕事だ。
「私は、現在、中国に居ます。こちらまで来ていただけるでしょうか?」
最近、職にあぶれて、東急ストアでアルバイトをしている、ごるご君だ。
本業の依頼は嬉しいのだが、外国に行くには交通費も持ち合わせていない。
「あなたの評判は聞いています。ぜひ、あなたに、この仕事をお願いしたい。最初に往復の旅費を振り込みます。口座番号を教えてください。」
ごるご君は、ほっとしてスイス銀行の口座番号を告げた。
「一両日中に振り込みます。予定が決まったら連絡をお待ちしています。私は金です。」
「それでは、準備ができ次第お伺いしましょう。一週間ほど待っていてください。」
「わかりました。連絡、お待ちしております。」

翌日、スイス銀行インターネット口座に振込の連絡が入った。
日本円にして、約200万円だ。
中国なら、往復しても20万円もあれば十分だ。
相手は、本気だ。そして、ごるご君を信用している。
ごるご君は、ある程度の準備をして中国に行くことにした。

金に連絡をした。すぐに電話に出た。
「ごるご君です。2日後に日本を発ちます。どこに行けばいいですか?」
「上海に来てください。」
「わかりました。」

考えてみれば、ごるご君にとっては初めての海外旅行だ。
旅券を買いに行くと、パスポートの提示を求められた。
「そんな、ものが必要なのか?」と、ごるご君は思った。
「後で、また来ます。」そう言って、ごるご君は、その場を去った。

これは、困った。
ごるご君は、叔父にあたる、ゴルゴ十三(じゅうそう)に相談することにした。
「叔父さんですか、ご無沙汰しています。ごるご君です。実は海外旅行に行きたいのですが、パスポートというものがないので、どうしたらいいかわからないので電話しました。」
「そうか、そうか。それはかわいそうに。今から家に来たらいい。」
ゴルゴ十三の家は、川崎市中原区にある。
京浜東北線から南武線に乗り換えて、ごるご君は、ゴルゴ十三の家に行った。
叔父さんの、ゴルゴ十三は、家ではいつもブリーフだけで過ごしている。
セントラルヒーティング完備のお屋敷だ。しかも駅から徒歩で3分。

ゴルゴ十三の屋敷に到着した。
呼び鈴を鳴らすと、お手伝いの澄子さんが迎えてくれた。
「お久しぶりですね。旦那様がお待ちかねです。」
澄子に連れられて、奥に通される。
ゴルゴ十三は、自室にいた。
澄子に続いて部屋に入る。
「旦那様、ごるご君がお見えです。」
「おお、ごるご君、よく来た。ところでどこに行くんだい?」
「上海です。」
それだとビザもあったほうがいいな。
「澄子、ごるご君の写真を撮ってくれ。」
「かしこまりました、旦那様。」「ごるご君、こちらに来てください。」
ごるご君は、澄子に連れられて屋敷内のスタジオに行った。
「写真を撮ります。」
澄子が言うままに座った状態で上半身の写真を撮られた。
何枚かの写真を撮られた。
「はい、これで大丈夫です。疲れたでしょう、コーヒーでも飲んでください。」
「ありがとうございます。」
澄子は何か作業をしている。

5分ほどたった。
「それでは、旦那様の部屋に行きましょう。」
再び澄子の後について、ゴルゴ十三の部屋に行った。
「パスポートとビザを作った。これだけあれば世界中、どこでも行けるぞ。」
ゴルゴ十三は、にこにこしながら多数のパスポートとビザを見せてくれた。
アジアを中心に十か国以上のパスポートとビザができている。
「行先に合わせて使い分ければいい。」
「ありがとう、叔父さん。」
「ところで、上海には何の目的で行くのだ?」
「実は。」ごるご君は、先日の依頼について話した。
「それは、危険な仕事かもしれないな。」
ゴルゴ十三は、腕組みをして考えている。
「そうだ、澄子を連れて行け。きっと役にたつ。」
「そんな、そこまで甘えることはできません。」
「澄子も久しぶりに外に出たがっているから、ちょうどいい。なあ。」
「かしこまりました。旦那様。」
澄子は、微笑んで言った。
「海外は危険だから、澄子に、いろいろ持たせておくので使ったらいい。」
「ありがとうございます。」
「それでは、明後日の午前10時ぐらいに成田空港で待っています。」
澄子が言った。
「よろしくお願いします。僕は、どんな準備をしたらいいですか?」
「ごるご君のクライアントに、明後日に行くことと、到着時間は出発当日に知らせることを連絡しておいてください。」
「わかりました。他には?」
「着替えだけ持ってきてください。必要な武器は、こちらで準備しておきます。」
澄子が言った。
「ごるご君、澄子と一緒なら世界中のどこに行っても安心だ。スカイツリー観光にでも行くつもりで、ゆっくり楽しめばいい。」
ゴルゴ十三が言う。
「何から何まで、お世話になります。」
ごるご君は、頭を下げた。
「それでは、今日は帰ります。」
ゴルゴ十三と澄子は、玄関まで出て送ってくれた。
「これで、今夜は何か食べなさい。」
ゴルゴ十三は、封筒をごるご君に渡した。
「ありがとうございます。」

駅に到着したごるご君は、ゴルゴ十三にもらった封筒を開けてみた。
薄い紙が入っているようなので、札が1枚かと思ったのだが、中には小切手が入っていた。
1000万円の小切手だった。



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ラストおにぎり



明日の朝は、これまでに作った最大のおにぎりを作成予定だ。
巨大なおにぎりの最大クラス。
まあ、普通は、こんなでかいの誰も作らないといった大きさになるだろう。

食べるつもりではあるが写真撮影の被写体になるやつなので全部は食べられないかもしれない。それはそれでいいとしよう。
冷蔵しておけば夕方までは大丈夫だと思われる。

今夜は忘れないように米を炊かなければならない。
明日は、ラストおにぎりだ。


20170224081443259.jpg

この汚れ具合で回送電車ということは、あとで気がついたのだが、廃車回送?
汚れているだけならいいが。
回送電車として走るにしても微妙な時間だし。


東海道新幹線 700系回送電車 新横浜駅を発車


心なしか去りゆく姿が寂しそうだ。
ラストランなら悲しすぎる。






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