マイクロSDにデータを入れてパソコン間でやりとりしていて突然、データを読み込むことも書き込むこともできなくなった。
何もしていないのにと言いたいが、たぶん何かやってはならないことをやってしまったのだろう。
パソコン間でやりとりしようとしていたデータは、片側のパソコンに残っている。マイクロSDのデータは、どうでもいいので、マイクロSDを使えるようにしたい。そこで、いろいろと調べてみた。
直りそうにないが、ただ捨てるのももったいない。
同じような事態に陥ってしまった人は、試してみてもいいが、全ては自己責任でお願いする。
場合によっては、壊れたマイクロSD以外のものに被害が及ぶこともあるかもしれない。
また、こうすれば直ると言っているわけではないので、あらかじめご了承願いたい。
記事を書き始めた現在も作業中で、いまのところ復旧の見込みは薄そうだ。
マイクロSDはTeam 32Gb Class10だ。
何枚か持っているが、これまでは壊れたことはない。
けっこうめちゃな扱いをしても壊れたことがなかったので油断していた。


Made in TAIWAN と書かれてある。
メーカーが台湾なので仕方がない。
まずパソコンで、マイクロSDを確認すると、認識はしている。

いつもなら、SDで認識されるのにドライブとして認識しているようだ。SDカードと思われていない。

プロパティを確認。
その前に、フォーマットを試みたのだが、フォーマットできない。
「Windowsはフォーマットを完了でいませんでした。」と出てくる。
初めての経験だが、嬉しい経験ではない。

ちなみに使っているパソコンは、Windows XPのパソコンである。
Windows10 の入ったパソコンで試してもよかったが、このパソコンは古くから使っているので、もしかすると何か役立つツールが入っているかもしれない。
記憶域のディスクの管理を見ても、マイクロSDがいることはパソコンも理解しているようだ。容量も29.54GBとなっているので容量もわかっているようだ。でも、ファイルシステムが書かれていない。正常とは書かれているが使えないので正常と言われても困る。
ここからもフォーマットを試みるが失敗する。フォーマットを開始はするが完了できないとのメッセージが出る。

リムーバブル記憶域を確認すると何かいそうな感じだ。
データは全てなくなってもいいので、フォーマットしたい。
Windowsでは、どうやってもフォーマットできそうにない。
そこで、まずデジカメでフォーマットを試みた。

使ったのは、Nikon COOLPIX S3700。
マイクロSDをSDのアダプタにさしこんでカメラに装着する。
これでフォーマットできることもあるようだが、今回はフォーマットできなかった。
電源を入れると、「フォーマットしますか?」みたいな問いかけが出る。
「フォーマット」させるが、すぐに「このカードは使えません。」のような表示が出た。
こんな記述だったと思うが定かではない。
いずれにしても、私はこのカードをフォーマットすることができません。
このカードは、このままでは使えませんとカメラは言っている。
次は、SDカードのフォーマットで世間の評判のいいソフトを使ってみることにした。
Windows のフォーマットとは、やりかたが違うらしい。
以前、使ったことはあったのだが、久しぶりの登場だ。
SD フォーマッター以前、パナソニックのデジカメを使っていた頃に使ったソフトだったと思う。
Windowsなど汎用のフォーマットと違ってSDカードに適したフォーマットをしてくれるというソフトだったと思う。
やり方が違うということは、Windowsでフォーマットできなくても、こちらでフォーマットできるかもしれない。

何もしなくても、マイクロSDを認識してくれている。
期待してフォーマットさせるが、やはりフォーマットできない。
オプションの設定もあれこれ変えてみたが無理だった。
このソフトを使ってわかったことはひとつ。
どうやら書込みができないようだ。
次に使おうとしたのは、バッファローのディスクフォーマッターだ。
以前、HDDのフォーマットで使ったことがある。
フォーマットするにも、いろいろな方法があるのだ。
Disk Formatter Ver.2.08ソフトを立ち上げたとたんに怪しい記述。

そのままソフトを立ち上げる。
普通にソフトは立ち上がる。

ここで、フォーマットしたドライブを選ぶのだが、マイクロSDを選択すると。。。。。。
いきなり、Windowsが終了させられて再起動をはじめる。
再起動前に何かの文字は出るのだが一瞬でしかも英語なので何を言いたいのか全くわからない。
でも、このソフトで、これ以上の冒険は怖い。
さわらぬ神に祟りなしなのだ。
信じる者は救われるとも言われているが、あやうく足元をすくわれるところだった。
そろそろあきらめたくなる頃だが、このままマイクロSDを捨てるのもまだもったいない。
たしか、1300円ぐらいしたのだ。
もう少し、あがいてみよう。
直らなくても、マイクロSDやSDカードに関して少しは知識が深まりそうだ。
次に使ったのは、ドライブのエラーをチェックするツール。
Windowsでは、認識はしていてもフォーマットできないので、何もできない。
Chk Flshこれで、ドライブのエラーが確認できる。
使い方は、ページを確認しよう。

このようなインターフェースだ。外国のソフトなのに起動すると日本語表示だ。
これで、エラーチェックをしてみたのだが。
32Gbの容量だけに時間がかかった。
結果は、エラーだらけ。
20000近いエラーの数だった。
何をすれば、こんなことになるのかわからない。
悪あがきしすぎたのが原因かもしれない。
SDフォーマッターでフォーマットできないものはカードが壊れている確率が高いらしい。
このカードもご臨終である可能性が高い。
いろいろなソフトのあるVectorでディスク用ユーティリティを確認してみた。
フリーソフトで使えそうなものは使ってみる。
MiniTool Partition Wizard Free Edition
本来は、ディスクのパーテーションを変更するソフトだが、他のこともできそうだ。
いろいろやってみよう。

Full Scanをさせているが、時間がかかりそうだ。
32Gbといえば、今でこそ大きな容量ではないが、2000年頃のマイクロSDといえば、2GBでも大きな容量だった。
Windows95や98の頃は、HDDも32GBといえば普通の容量だったのだ。
4GBや8GBのHDDも昔は高かったのだ。
フラッシュメモリーといえば、8Mbぐらいのものもあった。
デジカメでも128Mbあたりまでしか読み込めない機種も多かったのだ。
今のデジカメの能力だと数枚の写真しか記録できない。
昔は、ホームページを作る時に画像や写真の容量が大きいと開くまでに時間がかかっていた。
画像の容量を小さくすることに腐心していた頃もあったのだ。
今では、1Mbや2Mbの写真や画像なら瞬時に読み込んでくれる。
パソコンや周辺機器の進歩はすさまじい。
今回は、このあたりまで。
おそらく、このマイクロSDは復活しないだろう。
しかし、まだ可能性はゼロではない。
PR最近はデータ復旧サービスのついたマイクロSDも売られているようだ。
少し高額にはなるが安心かもしれない。
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