マイナスドライバー - にゃん吉一代記

マイナスドライバー



日本では、あまりメジャーではなくなったマイナスドライバーだ。
プラスネジの信頼性が高くなったことや、プラスネジの扱いやすさが、その理由なのかもしれない。しかし、おそらく世の中から、マイナスドライバーが消え去ることはないだろう。いまだにマイナスドライバーを、一部分では主力として使っている大国もある。
通常では、あまり感じないかもしれないがプラスネジとマイナスネジを比べた時に、明らかにマイナスネジのほうが便利な部分がある。それは何かといえば、ネジ山の掃除のやりやすさだ。プラスネジのネジ山に詰まった汚れの固まりを取るには、ネジ山よりかなり細いもので取るか、油などで周囲に問題がない時はトーチなどで焼いてしまったり、いずれにしても使用するドライバー以外のものが必要になる。その点、マイナスネジなら使用するマイナスドライバーを横に走らせるだけで、ほとんどの汚れは取れる。掃除のやりやすさという点で、マイナスネジは、プラスネジより有利なのだ。
マイナスネジには、もうひとつ利点がある。サイズの合ったドライバーを使うならプラスドライバーよりネジをしっかりと締められる。プラス、マイナス、両方のネジ山を持つネジを見かけることがある。このようなネジは、プラスドライバーでも、マイナスドライバーでも使えるようにと作られていることもあるが、どちらかといえばマイナスネジなのだ。ただしマイナスネジだけでは早回しはやりにくいしネジを落としやすかったりする。そのような場合にはプラスドライバーも使えると思っておいたほうがいい。同じ材質、同じ寸法のネジを作るなら、マイナスネジが最もコストはかからない。それなのに、最もコストのかかるこのようなネジを使っているところには何らかの意図がある。コストにシビアな企業は無駄に贅沢な作りにはしない。普段、人目につかないところはなおさらだ。


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これは作りの違うドライバーの先を撮っている。
写真では、わかりにくくなってしまったが、日本で作られるマイナスドライバーの多くは、丸棒の先をたたいて、マイナスの形を作るような形状のものが多い。ネジに当たる部分から軸に向かって少し軸が太くなり、また細くなって軸の丸棒の太さになる。外国製のものは、丸棒の先を削ってマイナスの形になっているような形状が多い。丸棒より太い部分はない。
写真の左が削って作ったようなタイプ、右がたたいて作ったようなタイプだが、ちょっとわかりにくくなってしまった。
実は、この違いはネジによっては大きい、むき出しのネジを回すなら、どちらでも変わらないが、ネジの大きさとサービスホールの大きさが同じ場合にたたいたようにして作ったタイプは、軸の太い部分が邪魔をして、少し小さいサイズのマイナスドライバーしか使えなくなる。こうなると、ネジに対して当たる面積も狭くなるので、ネジを舐めたり、十分に締め付けられなかったりする。


マイナスドライバーにも多くの種類と寸法がある。
寸法の合わない道具とぴったり合っている道具では作業の効率が全く違う。





最近、気に入っている、マイナスドライバー。
少し、高いけど。




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